IBMのビッグディール

CNETに載った、ボストン近郊のコンサルティング会社ESGのJon Oltsikによるコメント。
この人の記事はいつも共感させられるけど、IBMのDataPower買収を大きな出来事(Milestone)と評価しているのにはついつい頷いてしまう。
IBM’s big deal | News.blog | CNET News.com
JonはPNAP, Pervasive Network Application Processingが広まる前兆と捉えていて、F5もPNAP specialistsの1社に挙げている。要するにネットワーク上でのアプリケーション処理が今後大きな流れになる、ということか。


IBMのビッグディール (訳)
今週、サービス指向アーキテクチャとインテリジェント・ネットワークの交差点に画期的な出来事が起きた。アプリケーション・サーバやミドルウェア、開発ツールのリーダであるIBMがネットワーク上XML処理のパイオニアであるDataPowerを買収したのだ。
この件は3つの理由でビッグディールといえる。
1.IBMはネットワーク処理のモデルに賛同している。今回IBMが手に入れたネットワーク処理はSOAに多くの効率向上をもたらす。セキュリティ、高速処理、ある種のアプリケーション処理などだ。これは拡散するネットワークアプリケーション処理(PNAP, Pervasive Network Application Processing)の第一歩で、各種のネットワーク・アプライアンスやサーバが動的に協調動作する事により、新しいタイプのビジネス・サービスを実現する。
2.IBMが標準規格を推進する助けとなる。PNAPにより、ネットワーク機器を呼び出したりアプリケーション・ロジックをネットワークに実装したりする標準的な手段が必要となる。IBMにはこれを実現する力がある。
3.業界は追随せざるを得ない。IBMとCiscoがPNAPのモデルを後押しする以上、他社は皆、注目せざるを得ない。MicrosoftやOracle、SAPといった大手のアプリケーションやシステムメーカーから、ExtremeやJuniper, Nortel, そして3Com等のネットワーク・メーカーなどだ。
IBMにおいては、SOAのアーキテクチャに起因する問題を抱えていたはずで、サーバや汎用機の処理性能を圧迫してきた。この問題にコーディングやサーバ改良の積み重ねではなく、基盤の変更で対処するという決断は賞賛に値する。
DataPowerの側にとっては、今までは距離を置いたり妙になれなれしく対応されたりと言う事があったと思うが、この出来事の余波は広範にわたるだろう。
他のPNAP推進派、たとえばF5やForum、Reactivityといった会社にも良い影響を持つはずで、IBMに関係しない商談での競合やパートナーシップの確立の助けとなるだろう。CiscoのAON活動にもプラスとなる。IBMはPNAP全般の布教を後押しするが、Ciscoはネットワーク上の機能に注力する。
ユーザも利益を得る。DataPowerのユーザは、セキュリティや処理負荷、一部のアプリケーション処理をネットワークにオフロードする事で得られた処理性能や柔軟性にとても満足している。IBMはそうした体験を世の中に広めて、この市場の拡大を加速するに違いない。

「IBMのビッグディール」への1件のフィードバック

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