暴露:スノーデンが私に託したファイル: グレン・グリーンウォルド, 田口俊樹, 濱野大道, 武藤陽生: 本

暴露:スノーデンが私に託したファイル
グレン・グリーンウォルド
新潮社
売り上げランキング: 2,528

エドワード・スノーデンがNSAの情報を公開した時に仲介役を果たしたジャーナリストが書いた本。
あまり期待しないで読み始めたけど、読んでよかった。
まずテロ対策を口実に法律をものともせずに通信情報横取りを拡大するNSAの実態を世に知らしめようとするスノーデンとの接触から始まる。
その後、公開に使うメディアの選択、交渉があって、入手した情報の詳細、抑えこもうとするコーポレート・メディアとの争いが話の中心になる。
最初の方はスリル満点。
途中の情報内容説明は量が多すぎて飽きた。
体制側との争いは、一方の言い分が書いてあるということだろうけど。
それでもなりふり構わずスノーデンを人格破綻者に仕立てようとするコーポレート・メディアや政府の道具にさえ見える司法の恐ろしさが伝わった。
Cisco製ネットワーク機器が出荷の過程でバックドアが仕掛けられているというのも、背筋が寒くなる。
邦題はいただけない。
原題がNo Place to Hide: Edward Snowden, the NSA, and the U.S. Surveillance Stateなのに、なんで「暴露」なんて週刊誌みたいな題にするのか。
電子書籍の値付けも理解できない。
ペーパーバック\1,836に対してKindle版が\1,700。
米Amazonの原書だと、ハードカバー$16.17に対して$10.99。
日本はやる気が無いねえ。
翻訳はすごい。
訳書の出版日が2014/5/14、米Amazonに書いてある出版日はMay 13, 2014。
ほぼ同時。
読みやすかったし、どうやってるんだろう。

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