2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する: 英『エコノミスト』編集部, 船橋 洋一, 東江 一紀, 峯村 利哉: 本

40年後の未来の姿を予測するという壮大な本。
よくある大法螺吹き的なものではなく、専門ジャーナリストが詳細な分析をしているので面白い。
2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する
エコノミスト誌のジャーナリスト陣が分担して書いている。
人口動態、環境と政治、経済、科学技術と幅広い分野にまたがる20章からなっていて、とても全部理解吸収するのはムリ。
日々接するニュースなどの断片にとらわれず、冷静にいろんな視点を考えないと、大きな流れは理解できないなあと思った。


破竹の勢いのように見える大国、中国が、今後の老齢化を考えると大きな危機に直面しているというのは意外だった。
でも、だから今、多少の摩擦を生んででも資源や縄張りを確保しようとしているのか。
どの章をとっても日本は脇役か、悪くすると足手まといでしか無い。
せいぜい超高齢化のモデルとして参考にされるくらい。
嬉しくないなあ。
働く女性の率が高いほど良い国、という考えは理解できないと思っていた。
別に主婦だっていいじゃない。
でも国力としては、生産に寄与する労働力の量が、特に老齢化で働き手が少なくなる状況では重要、だから女性も活用しないといけない、ということだったのね。
最終章「予言はなぜ当たらないのか」では人口爆発や地球温暖化など恐ろしい予言が当たらなかった例を列挙している。
ずっと感じていることを実例を挙げて説明されているのが嬉しかった。
これからも情報を冷静に咀嚼できるようになりたい。
巻末の「解説」は、各章に付いている「まとめ」をさらに抜き書きしただけのようで、蛇足に見えた。

2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する
英『エコノミスト』編集部 (著), 船橋 洋一 (解説), 東江 一紀 (翻訳), 峯村 利哉 (翻訳)
内容説明
2050年日本のGNPは韓国の半分になる
グローバルな一流誌英エコノミスト誌が、総力をあげ、科学、政治、人口、経済、女性、などの20の分野で2050年までの世界を予想

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