鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活 ハラルト シュテュンプケ

鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活 (平凡社ライブラリー) (単行本)
ハラルト シュテュンプケ (著), Harard Stumpke (原著), 日高 敏隆 (翻訳), 羽田 節子 (翻訳)
# 単行本: 152ページ
# 出版社: 平凡社 (1999/05)

こんな変な本があるんだなあ。
南の島に生息していた特殊な哺乳類・鼻行類Rhinogradentia、あるいはハナアルキの仲間の生態を描いた論文風の本。
鼻が発達して複雑になったり数が増えたり、いろいろな機能を持つようになり、鼻で歩くものも出てきて、鼻行類と呼ばれた。この地域だけで分化した26種類の動物を解説している。
表紙に出ているのは、ランモドキ、といって鼻を含めて花びらのようなものが発達している。その他、羽みたいに進化して空を飛べるもの、複数の鼻で直立して(逆立ち)歩行できるもの、20本以上の長さの異なる鼻から音を出して演奏するものなど。
なんなんだ、これは。 一種類考えるのだけでもすごい想像力だと思うけど、なぜこんなにたくさん作ったのか。 世界、あるいは人間社会の縮図を描こうとしたようにも見える。
最後に、なぜ今ではこの種類が見られなくなったかを説明するオチも付いてる。