新訳ローマ帝国衰亡史 / エドワード ギボン

新訳ローマ帝国衰亡史 / エドワード ギボン 2005/10/16-Sun
ローマ帝国ってすごいのね。何百年にもわたってヨーロッパ、西アジア、エジプトを支配した帝国の歴史なんて初めて読んだけど、皇帝の座を巡って延々殺し合いを繰り広げて、その合間に北方の「蛮族」からの侵略に対抗して、もともとの多神教がキリスト教に移り変わっていって。戦国時代、とはいっても西欧、東欧、ペルシャ、西アジア、北アフリカまでカバーするスケールの大きさに気が遠くなる。
もともと12巻もあるものを1冊、といっても500ページ弱、にまとめてくれたのは、とっつきとしては良かったけれど。
ちょっと翻訳はもう少し良くなるのではないかと。読むのは辛かった。
新訳ローマ帝国衰亡史エドワード ギボン (著), Edward Givon (原著), 中倉 玄喜 (翻訳)
単行本: 489 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: PHP研究所 ; ISBN: 4569611222 ; (2000/09)
出版社/著者からの内容紹介
多くの作家、政治家が多大な影響を受けたといわれる『ローマ帝国衰亡史』全12巻。この歴史的名著が一冊で読める、待望の縮刷新訳版。
ローマ人は、なぜかくも壮大な帝国を築き、そして滅んでいったのか? 西洋古代の大帝国一千五百年の歩みを通して、近世最大の歴史家であるギボンが描いた「滅びの理」とはいかなるものか? 
 歴史的事実の羅列にとどまらず、人間の行動の背後にある「歴史の法則」といったものにまで考察を加えた『ローマ帝国衰亡史』。それゆえ、1776年二月に原書の初巻が発売されるや、たちまち希代の名著としての地位を確立する。
 ノーベル文学賞をしたイギリスの首相ウィンストン・チャーチル、インドの首相ネルー、経済学者アダム・スミス、哲学者バートランド・ラッセル……。本書は、多くの著名人をも魅了したこの不朽の傑作のなかから、各時代の代表的な章をそれぞれ選び、編訳して一冊にまとめたものである。
 西欧の画期的繁栄を精神面で支えるなど、欧米で多くの読者を魅了してきたギボンの『ローマ帝国衰亡史』。この歴史的名著が一冊で読める待望の決定版である。
内容(「BOOK」データベースより)
ローマ人は、なぜかくも壮大な帝国を築き、そして滅んでいったのか?世界を支配した文明の没落を通して現代を透徹する壮大な感衰の物語。
内容(「MARC」データベースより)
世界を支配した文明の没落を通して現代を透徹する壮大な盛衰の物語。チャーチル、ネルー、アダム・スミス、バートランド・ラッセルなど、多くの著名人を魅了した歴史的名著の編訳版。
Book Description
In the greatest work of history in the English language, Edward Gibbon compresses thirteen turbulent centuries into a gripping epic narrative. It is history in the grand eighteenth-century manner, a well-researched drama charged with insight, irony, and incisive character analysis. In elegant prose, Gibbon presents both the broad pattern of events and the significant revealing detail. He delves into religion, politics, sexuality, and social mores with equal authority and aplomb. While subsequent research revealed minor factual errors about the early Empire, Gibbon’s bold vision, witty descriptions of a vast cast of characters, and readiness to display his own beliefs and prejudices result in an astonishing work of history and literature, at once powerfully intelligent and enormously entertaining.
Based on David Womersley’s definitive three-volume Penguin Classics edition of The Decline and Fall of the Roman Empire, this abridgement contains complete chapters from all three volumes, linked by extended bridging passages, vividly capture the style, the argument, and the architecture of the whole work.
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中倉 玄喜
1948年、長崎県平戸市生まれ。高知大学文理学部卒業後、在日外国大使館、外資系企業を経て、1978年翻訳会社を設立。企業・官公庁等の翻訳を手がける。現在、技術翻訳家として活躍中。英書『ローマ帝国衰亡史』との出会いは20代。以来、その文体の研究に励んでいる