ゴールデン・フリース/ロバート・J. ソウヤー ハヤカワ文庫SF

ゴールデン・フリース 2005/09/23-Fri ハヤカワ文庫SF
ロバート・J. ソウヤー (著), Robert J. Sawyer (原著), 内田 昌之 (翻訳)
ローマ帝国衰亡史を読んでいたがついつい、手を出してしまった。面白いんだよなぁ、これが。あっという間に読んじゃった。
処女長編らしいけど、アイディアを惜しみなくつぎ込む展開の力技はもう形成されている。というか、とにかくアイディアが沸いてしょうがない人なのかな。さすがにちょいと消化不良だったり、伏線だったんだか何なのかわからない部分もあり。特に異星人のメッセージは、派手に出てくる割には展開しないのが納得いかない。
ひょっとしたら元になったって言う短編のほうがまとまってるのかも。でもまあ、後の作品の面白さを考えると、第1作が正しいステップだった事がわかる。
しかし、コンピュータの殺人から始まって、1万人規模の星間旅行、そのコロニーをホストする宇宙船の描写、1年単位の契約結婚社会、もっと彼方からのメッセージ解読、相対性理論を使ったトリック崩し、ラムジェット点検日の無重力祭り、…たまらんね。
ゴールデン・フリース 2005/09/23-Fri ハヤカワ文庫SF
ロバート・J. ソウヤー (著), Robert J. Sawyer (原著), 内田 昌之 (翻訳)
文庫: 303 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150109915 ; (1992/11)
内容(「BOOK」データベースより)
宇宙旅行都市計画の一環として、47光年かなたのエータ・ケフェイ星系第四惑星のコルキスをめざすバサード・ラムジェット宇宙船〈アルゴ〉。コンピュータ”イアソン”が完璧に制御しているこの船で、一人の女性科学者が死亡した。事故死?自殺?それとも…。自殺だというイアソンの主張に疑いを抱いた前夫が単独で調査を始め、困難の末にあばいた驚愕の真相とは?”感情を持つコンピュータ”をリアルに描いた話題作。